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ブロッコリーとアンチョビのパスタオレッキエッティ
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ねぇ、ショートパスタって、イマイチ使い道に困らない?
スーパーのイタリア食材コーナー行くと、ペンネとかリガトーニとか、
短いパスタに目が行くけど、ラブリンたら、
「スパゲッティ買って、ナポリタンでいいよ」なんて、昭和丸出し。
たまには、可愛いパスタで食卓を彩りたいわ〜
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そんな声も、一掃しちゃう第3回レシピは。
「ブロッコリーとアンチョビーのパスタオレッキエッティ」を、お贈りするわ。
このレシピは、本当に簡単。
アンチョビーをチョチョイと炒めて、パスタとブロッコリーを一緒に茹でて絡めるだけなの。
ホント、超簡単!
調理時間も短くって、経済的。
絶対試してね!
ちなみに、オレッキエッティって、イタリア語で”耳”の意味を持つパスタよ。 |
イタリア語と言えば。
イタリア語と日本語って、発音がかなり似ているのよ。
”R”の発音が日本には無いって言うけど、「巻き舌」ってのもあるじゃない。
椎名林檎ちゃんだって、最初の頃はかなり巻いて歌ってわよね、ラ行を。
イタリア語は、日本人にとっても発音しやすい外国語ね。
似ていると言えば。
初めてイタリアに渡った頃、まだ語学学校に通い出した頃なんだけど。
毎週末になると、いろんな地方が知りたくって、あっちこっち行っていたのね。
ベネツィアに行ったとき。
ベネツィアって、水の都なんて呼ばれているくらい、海、船とは切り離せない生活をしているの。
だから、街を移動するときは、ヴァポレットって呼ばれているバス代わりの船か、
ボートタクシーを使うんだけど。
私も現地の人に混ざって、停留所でヴォポレットを待っていたの。
そしたらイタリア人の小学生位の男の子たちが、
「ナベ、ナベ、ナベがくるよ!!おおっきいナベだねぇ」
って、叫んでるのよ。
私ったら
(うるさいわよガキ。馬鹿みたいに騒いでるんじゃないわよ)
(ナベナベって、鍋なんて何処にあるのよ!ここは、海じゃない。)
って、心の中で悪態を付いていたんだけど。
それでもその子らは、ずぅ〜と連呼してるの。
しかも、私に向かってよ。
「まったく、冗談じゃないわ・・・」
って、言いかけたとき。
ハッと、思い出したの。
前日の授業で習った『ナーベ』って単語を!
イタリア語で「ナーベ」って、大きな船の事を意味するのネェ。
途端になんだか恥ずかしくなっちゃって。
だってそうでしょ。いい大人が、子供の言っている意味もわかんなくって、
悪態をついていたんですもの。
でも、その場を立ち去りながら、『プッ』って、噴出しちゃった!
巨大な鍋が海に浮いてて、汽笛を上げながら向かってくるところを想像しちゃって。
世界は面白い事がいっぱいだわって、思っちゃった。
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