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最終更新日 2004年23

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スパゲッティ・アッラ・ブテッラ
ぇ、カルボナーラって、食べてると飽きてこない?

ひと口めは、”おいしいぃ〜”って思うんだけど、結局残しちゃったって
経験、あるんじゃない?

ラブリン彼は、苦手だって言うしね。
男の人って、カルボナーラを食べない人が多いわよね?

でも、食べたくなっちゃうのよぉ!

そんな第2回の今回は、飽きずに食べられて、ラブリン彼も大満足の
『スパゲッティ・アッラ・ブテッラ(あばたのスパゲッティ)』を紹介するわ。
このレシピは、トスカーナのマレンマ地方で生まれた料理で、
日本でも超定番化している『カルボナーラ』を、アレンジした
チョット変わった一品よ。
カルボナーラの発祥は、一応ローマ。そこから北西に250km程行
ったところが、マレンマ。そこへローマのレシピを持って帰ったマレンマ
の人がアレンジして作ったレシピ。
私が思うに、勘違いしたか、勝手に思い込みで作ったんじゃないかって
、思うわ。
だけど、お味は本当最高!
見た目に悪さからか、ブテッラ(あばた)なんて名前がついているけど、
超簡単レシピだから、誰でも作ってみたくなっちゃうレシピよ!


いつも違った美味しいパスタで、愛しい貴方にラブビーム!
思い込み、と言えば。
イタリア人て、相当思い込みが激しい人が多いと思うの。
日本の典型的おばさんたちの、思い込みが激しいのとは、
違うのよ(失礼)
その思い込みって言ったら、相当恐ろしいもの。

トスカーナのルッカって小さな街があるのね。
そこの街と言ったら、やっぱりジャコモ・プッチーニ。
”ラ・ボエーム”とか”トスカ”とか、オペラの名作を残している人ね。
彼なんて、”思い込みイタリア人”の金メダル。
彼の代表作「マダム・バタフライ〜蝶々夫人〜」を作曲したとき。
行ったことも無い世界の外れ、日本の悲恋物語を、
これまた行ったこともないアメリカ人が書いた、”聞き伝え小説”を
基に、自分の想像だけで書いてるし(かなり語弊があるかもネ)
って、コレも、私のお友達の思い込みトスカーナ男が言っていた、
”聞き伝え”なんだけどね。

彼曰く。
「イタリア人は、芸術の天才だ!イタリア人のイマジネーションと
パッションで、世界を動かしている。」

それは、言いすぎでしょうって言ったら。

「何を言っているんだ!ルネサンス期には、ダ・ヴィンチ、ガレリオ
の大天才が、芸術、科学の素を作り、現代では、ファッションの最先
端は、いつもイタリア人の頭の中から生まれている。ハリウッドの有
名俳優達の多くは、イタリア系移民だ。日本で一番人気のあるサッ
カーリーグ、セリエA。
それに、なんと言ってもイタリア料理は、世界最大の芸術じゃないか
!」
はいはい、わかりましたよ。
と、萎えるほどの力説ぶり。
イタリア人といると、いつもこんな自慢話ばっかり。

「イタリア最高!、ビバ イタリア!」

本当、世界は自分達を中心に回ってますって感じで、
完全に勘違いしてると思わない?
ふぅ〜。本当、彼らって”パッション”と”イマジネーション”だけで
生きている気がするわ。

そう。知り合いのナポリ出身のイタリア人がね。
「イタァ〜リアに四季はないから、イタリア人に四季という感覚は
ないんでぇ〜す。」
なんて、言ってたのよ。
だけど、私の友達のトスカーナちゃん達は、ちゃんと四季を持って
いたわよ。
春には春の食べ物、夏には夏の食べ物、秋には秋の、冬には冬の
って、ちゃぁ〜んと、季節を感じていたわ。
もちろん、ファッションも四季に合わせてきちっとしているわよ。

コレも、思い込みよねぇ。

ナポリは、南イタリアだから、通年暖かくって、
知らないのよね、きっと。
中部、北イタリアは、雪だって降るのよ!
”ナポリの常識”を、”イタリアの常識”
って、言い切ってしまう彼も、
国民のほとんどがB型で構成されているらしい、
イタリア人っぽいわよねぇ〜。

って、言ってる私も・・・

B型。

悪いかしらっっ!!

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